16年牛肉輸入50万3千tで2%増、生産回復で米国チルド伸長




 財務省発表の貿易統計によると、2016年の牛肉の輸入通関実績は50万3,226t(前年比1.9%増)で前年実績を上回った。米国が生産の回復に伴い、チルドで大きく伸長し、高値の国産からのシフトもあり、需要の高まりがみられた。他国との買い付け競争が激化する中、大幅な伸びはむずかしいが、堅調な国内需要を受け増加している。
 昨年は為替が乱高下し、6月に英国のEU離脱問題などで円高となったが、11月には米国大統領選の結果を受け円安に反転。食肉輸入もその影響を少なからず受け、不安定な環境での輸入となった。

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