信州ハムが設立70周年記念で新施設、グリーンマーク一層注力




 信州ハム(株)(宮坂正晴社長)は、ことし7月に設立70周年を迎え、記念事業として長野県上田市の本社敷地内に建設中だった別館「アネックス」が完成したことから、11日、同館で取引先等の関係者を招き披露会を開催した。アネックスは敷地面積200坪、建床面積350坪の2階建てで、1階にギフトセットやネット通販の商品を発送するギフトセンター、2階にオープンキッチンも備えた多目的ホールを設けた。
 当日は多目的ホールで、年末・歳暮商戦に向けた新商品を含む主力製品の展示・試食、料理研究家の山本麗子氏監修のおいしい信州の食材を使ったレシピの紹介などを行う内覧会を実施した。ことしは、主力商品である発色剤・着色料・保存料・リン酸塩を使用しないでつくられた「グリーンマーク」シリーズのハム・ソーセージ・ベーコンの業務用展開を強化。従来から一部学校給食用で販売していたが、新たに量販店・コンビニの総菜、外食産業向けで、自然派のパンや総菜に合わせたメニュー提案を行っていることなどを紹介した。ギフト製品は、70周年記念の限定商品で、創業者・久保角太郎氏の名を冠した「創業者『角太郎』布巻きロースハム」などが目玉。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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