東京都中央卸売市場は、平成30年の年報・畜産物編をまとめた。それによると、同年中の東京都中央卸売市場食肉市場における畜産物の取扱状況は、頭数は約33万2千頭で前年に比べ1.1%増、重量は7万8千tで0.1%増、金額は1340億円で0.9%増となった。畜種別にみると、牛は頭数13万1千頭(0.2%減)、重量6万2千t(0.4%減)、金額1259億6千万円(1.4%増)。豚は20万1千頭(2.0%増)、1万6千t(2.5%増)、79億8千万円(6.8%減)
◆行政・統計
10月牛肉輸出は369tで前年比16.8%増、単価6,993円
財務省貿易統計による10月国産牛肉輸出量は36万9,276kg(前年同月比16.8%増)と、前年同月から大きく増加した。前月比では約20tの減少。輸出先国は合計29カ国.地域で、国別にみるとカンボジアが最も多く、合計11万1942kg。次...
◆トレンド
平田牧場の直営外食店で火鍋の新メニュー提案、金華豚さらに訴求
(株)平田牧場は15日、直営外食店である「とんかつと豚肉料理 平田牧場 COREDO日本橋店」で「金華火鍋(元氣白潤鍋セット)」を期間・数量限定で新発売した。それに伴い、13日には関係者を招いて火鍋試食会を開催した。 同商品は、同社で生産...
◆国内外の団体
全肉連がHACCP指導者育成セミナー、全農MF・菊池氏が講演
全国食肉事業協同組合連合会(河原光雄会長)は、平成31年度食肉流通HACCPシステム普及推進事業による「HACCP指導者育成セミナー」を4日、東京・港区のTKP品川カンファレンスセンターで開催した。当日は、全国の各道府県肉連の担当者が参集...
◆製品
IFFA日本食肉加工コンテスト授賞式、総合優秀賞にサイボクハム
DFV(ドイツ食肉連盟)主催の2019年第1回IFFA日本食肉加工コンテスト授賞式が25日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で、関係者約150人が出席し開催された。日本で初開催となり、全国各地の加工メーカーから約530品にのぼるハ...