豪州が、国際競争の激化など牛肉産業の課題に関する報告書発表

 AMPC(豪州食肉加工業者協議会)は10月、豪州の牛肉産業が直面している課題についてまとめた報告書を発表した。
 同報告書は、現在の牛肉産業が抱えている課題として6点をあげている。
 (1)国際競争の激化=輸出市場で競合するブラジルや米国、インドなどの国々に比べて、人件費が高いため、コスト面での不利が見込まれる(2)複雑な規制=業界の意向を踏まえずに導入される、連邦政府や州、郡などのさまざまな規制が、産業のバリューチェーンを効率化する上で足かせとなっている(3)消費者の志向の変化=国内牛肉小売価格の上昇による鶏肉や豚肉需要への移行に加え、食の安全志向や、簡便調理志向が強まっている(4)インテグレーションの遅れ=豚肉や鶏肉産業に比べて、産業の垂直統合が遅れている。これは、単に資本効率だけでなく、効率的なマーケティングや情報蓄積という点でも非効率である(5)社会からの支持=環境保護やアニマルウェルフェアの順守などに対する、地域社会からの要請に対応していく必要がある(6)気候変動への対応=業界に大きな影響をもたらす過酷な自然災害の度重なる発生や、気候の変化への対応が求められている。

・・・この記事は日刊「食肉速報」からの抜粋です。続きは本紙でお読みいただけます。

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