エスフーズが個食パックの「牛刺し」を年明けにも全国販売開始へ




 エスフーズグループの(株)エムアンドエム食品はこのほど、全国の飲食店向けに個食パック型の「牛刺し」の販売を、年明けにも開始すると発表した。牛肉の生食に厳格な規格基準が設けられて以降、提供がむずかしくなっている牛刺しを、全国各地で食べられるようになりそうだ。
 同社は全国に先駆けて個食パックの牛ユッケを販売。衛生的な処理を行い、個食パックにすることで、牛生食加工認可設備をもたない飲食店でも提供可能となり、爆発的に普及した。現在、月10万パック、焼き肉店1千店舗に納品している。ユッケを安定供給できる体制が整ったことから今回、もともと要望が高かった牛刺しの開発に着手。製造ライン自体はユッケと同じだが、最終の切断工程が異なるという。まずは試験販売として黒毛和牛1パック35gで展開。今後、ニーズの増加に合わせて商品も多様化させる考えだ。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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