29年度安定価格は豚肉下げ、牛肉上げ、子牛基準価格すべて上げ




 農水省は16日、第2回畜産部会を開き、29年度畜産物価格案を諮問し、出席した審議会委員の全会一致で諮問案を了承した。29年度は生体販売価格や生産コストの増加により、指定食肉の安定価格の牛肉が上げとなり、肉用子牛の保証基準価格および合理化目標価格はすべてで上げとなった。その一方で豚肉が下げとなった。また肉用牛繁殖経営支援事業も全畜種の発動基準価格が上げとなった。答申を受け、農相が畜産物価格を決定する。
 具体的には豚肉の安定上位価格が5円下げ、安定基準価格が10円下げ。牛肉の安定上位価格が60円上げ、安定基準価格が10円上げとなった。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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