平成30年度畜産物価格の議論を開始—第1回畜産部会




 農水省は4日、都内で「食料・農業・農村政策審議会 平成29年度第1回畜産部会」を開催し、平成30年度畜産物価格の議論をスタートした。今回は部会長の選任と畜産をめぐる情勢が説明された。部会長には(株)日本総合研究所創発戦略センターシニアスペシャリストの三輪泰史氏が、部会長代理にはフードジャーナリストフード・アクション・ニッポンアンバサダーの里井真由美氏が選任された。
 説明によると、牛肉については国内生産量は35万t前後で推移していたが、主に和牛の生産量減少を背景に、最近減少しており、28年度は32万tとなっている。輸入状況については、この10年間で中国の牛肉輸入が78倍、アジアが2・7倍となるなど、日本以外の牛肉需要が急激に伸び、関係者からは、いつもまでも日本が思うままに牛肉を輸入できる環境になく、買い負けがおきるという指摘もある。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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