食肉処理施設での野生鳥獣(ジビエ)の利用量1,283t、農水省調査





 農林水産省は9日、鹿や猪など野生鳥獣肉(ジビエ)について食肉処理施設における利用量の調査結果を初めて公表した。これによると2016年度の利用量は1,283tで、獣種別はシカが最も多く都道府県別では北海道での利用が最多だった。同調査によると食肉の販売目的で処理したジビエの利用量は1,015t(販売額28億9,300万円)で最も多い獣種がシカの665t(同14億8,300万円)、次いでイノシシの343t(同13億7,100万円)で食肉以外の仕向け先ではペッドフードが150t(同8,100万円)となった。都道府県別ではエゾシカのジビエ利用が盛んな北海道が503tと最も多く兵庫県(117t)、鳥取県(63t)、熊本県(54t)が続く。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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