すべての加工食品で重量割合1位の原料原産地を義務表示へ




 第9回加工食品の原料原産地表示制度に関する検討会が5日、農水省内で行われ、すべての加工食品について重量割合上位1位の原料原産地を義務表示とし、国別重量順表示を原則とする案が出された。出席した委員からは一歩前進したと評価する意見もある一方で、従来から根強く指摘されている消費者の誤認の可能性があるとの意見が再び出された。次回の検討会では文章化された形で中間取りまとめ案が公表される予定だが、今回のような状況の場合、取りまとめ案で消費者の誤認の可能性がないよう改善されるか、あるいは委員が柔軟な考え方を持つなど歩み寄りがなければ大団円となることはむずかしそうだ。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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