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年鑑

【上半期の豚価動向】平均価格539円、コロナの影響で底堅く

 世界中で新型コロナウイルスの感染拡大による混乱が広がる中、上期の豚価を振り返ると、1〜2月は昨年と比較して低調な相場展開でスタートしたものの、4月以降はコロナの影響で家庭消費中心に底堅い需要が続いた。
 「食肉通信」新年号のアンケート結果(全体予想平均・上物)と比較すると、1月は452円(予想472円)と、予想値を大きく下回る価格でスタート。続く2月は434円(484円)となり、1月からさらに下落。引き続き予想値を下回った。コロナの影響が強まってきた3月は482円(478円)と予想値から4円高に。緊急事態宣言が発令された4月は611円(515円)と一気に上昇し、予想値を100円近く上回る高値を記録。
 5月に入ると、底堅い内食需要に加え、北米などの食肉加工場で稼働停止や減産などの影響で相場は上昇し、630円(585円)を記録。6月は全国的に出荷頭数が減少傾向となり、月平均で624円(592円)と5月からはやや下落したが、予想値を32円上回っており、高値傾向は継続している。
 1〜6月の平均値は539円と、前年上期から15円高となった。GW明けから出荷頭数が減少傾向となっていること、コロナ禍の中で外出自粛ムードが高まり、量販店などを中心に内食需要が底堅く推移していること、さらに輸入豚肉の供給不安や価格の高騰などもあり、5月には一時的に700円を超えるなど、相場は予想を上回る高値で推移した。

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