食肉通信社:食肉産業ニュースを迅速・正確に

わが国唯一の食肉産業専門紙

豚枝肉は想定以上の高値続くも、徐々に頭数は増加基調に転じるか

 東京食肉市場の8月の加重平均をみると、豚枝肉上物価格は622円、中物価格は589円と、前年同月(上物634円、中物613円)には及ばなかったものの、引き続き相場は比較的高値での推移となった。
 9月に入ると、上旬はやや軟調な展開となり、上物価格は600円台を割り込んだ。しかし、中旬に差し掛かると再び上昇基調に。今週は祝日が2日あり、堅調な内食需要に向けて、手当ても増加。相場は600円台後半まで上げるなど、9月としては異例の高値をつけている。急激な気温の低下により、例年に比べて鍋物需要の高まりが早く、バラやカタロースなどスライス系のアイテムを中心に量販店などからの引き合いは強い。
 また、若年層への感染拡大の影響から休校やオンライン授業の推進もあり、学校給食向けの需要減少も懸念された。ウデやモモなどスソ物を中心に荷動きの停滞も予想されたが、切り落とし用などに向けた需要は強く、現状ではそれほど大きな影響はみられない。緊急事態宣言も延長され、自粛が続く中で景気も冷え込んでいる印象であり、消費者の節約志向もさらに高まってきている。そのため、豚肉や鶏肉の日常使いの商品を中心に需要は底堅く、BBQなど行楽需要に向けた引き合いは昨年同様、弱い。

◆行政・統計

群馬県桐生市の養豚場で豚熱発生、5,500頭殺処分—農水省

群馬県桐生市の養豚場で豚熱発生、5,500頭殺処分—農水省

 農水省は10日、群馬県桐生市の養豚農場において豚熱の患畜が確認されたことを受け、「農林水産省豚熱・アフリカ豚熱防疫対策本部」を持ち回りで開催し、今後の防疫方針について決定した。 発生については、同県桐生市の農場から、死亡頭数が増加している...
More

◆トレンド

3月末全国牛飼養頭数計399万頭で増加—個体識別記録

3月末全国牛飼養頭数計399万頭で増加—個体識別記録

 家畜改良センターが発表した3月末の全国牛個体識別記録によると、全国の飼養頭数は398万7,282頭(前年同月比1.1%増)で増加となり、前月比では5,926頭増加した。 品種別にみると、黒毛和種は計174万3,725頭(1.3%増)と前年...
More

◆国内外の団体

食肉販売動向調査(1)卸売業者「牛肉、冷凍の割合が増加」

食肉販売動向調査(1)卸売業者「牛肉、冷凍の割合が増加」

 農畜産業振興機構はこのほど「食肉販売動向調査結果」(2022年度上半期)を発表した。年2回実施されているアンケート調査で、卸売業者、小売業者(量販店、食肉専門店)に食肉の取り扱いや販売見通しをきいたもの。今回は21年度下半期(21年10月...
More

◆製品

More
Return Top