銘柄ポーク好感度コンテスト 国産は「高座豚」、輸入は「みらいそだち 三元豚」に

 東京都江東区の東京ビッグサイトで13日まで開催されている「第50回食肉産業展2026」内で、「国産銘柄ポーク好感度コンテスト」「輸入ブランドポーク好感度コンテスト」が行われ、国産部門は(株)セントラルフーズの「高座豚」、輸入ポーク部門は伊藤ハム米久ホールディングスの「みらいそだち 三元豚」がそれぞれ最優秀賞の栄誉に輝いた。
 同コンテストは「国産銘柄豚」「輸入ブランドポーク」の生産者や流通販売企業の方々の日頃の努力に敬意を表し、その優れた品質を多くの食品関係者に理解してもらうPRの場として提供するとともに、試食の結果データを出品者にフィードバックすることで、より良い食肉の生産に役立ててもらうことを目的としている。今回は「第19回銘柄ポーク好感度コンテスト」「第1回輸入ブランドポーク好感度コンテスト」が行われ、それぞれ国産銘柄豚10銘柄・輸入ポーク8銘柄の計18銘柄が出品された。10〜11日にブラインド試食によるアンケート審査を実施。コンテストでは、それぞれロースの薄切りスライスをホットプレート調理で提供sita。2日間の合計で国産銘柄豚372票、輸入ブランドポーク401票の試食投票があり、この結果、国産銘柄豚は「高座豚」((株)セントラルフーズ)、輸入ポークでは、「みらいそだち 三元豚」(伊藤ハム米久HDがそれぞれの部門で栄えある最優秀賞の栄誉に輝いた。
 表彰式に先立ち、食肉産業展実行委員会の飯高悟実行委員長があいさつ。出品者への謝辞に続き「今回、食肉産業展は50周年の節目の年となっている。このコンテストは全国の多様な銘柄豚が一堂に介し、銘柄の評価、他銘柄との比較、認知度のアップなどを競い合う人気イベントとして認知されている。来場者が試食して好感度を採点するという最も確かな手法で、見た目や歯応えなどトータルな好感度を評価する場となっている。流通関係者をはじめ、商品開発に携わる方も注目しており、出品者にとってはマーケットのリサーチ、バイヤーにとっては新たなブランドの開拓の場として定着している。また、今回初めて開催する輸入ポーク部門だが、ひとくちに輸入ポークといっても産地から品種、肥育方法など特徴が異なる多くのブランドポークが日本市場には普及している。為替や疾病など価格上昇が続いているが、輸入ポークの中でも違いを出していくことが重要ではないだろうか。皆さま方が切磋琢磨され、それぞれの銘柄を磨き上げていくことが業界発展と消費者の利益になると確信している」と述べた。
 また最優秀賞受賞の言葉として、セントラルフーズの鎌田晶裕社長(上写真)は「歴史あるコンテストで大変高い評価をいただき光栄だ。高座豚は海外のコンテストでは一定の評価をいただいているが、やはり日本の消費者の方に召し上がっていただくためには、今回、日本でこのように評価されたことは大変意義のあることだと感じている。当社は生産者の方々と高座豚研究会という研究会を立ち上げ、定期的に勉強会も開催している。生産者ごとに品質のバラツキがないかなど、銘柄豚という一言で片付けるよりは日本の食文化を支えているのだという意識で、販売者の立場から品質を高める努力を続けてきた。研究会の総会が近日、開催される予定で、良い報告ができることがうれしい。この受賞を励みに一層頑張っていきたい」、伊藤ハム米久HD食肉事業本部海外食肉本部輸入ポーク部の眞柴知史部長(下写真)は「素晴らしい賞をいただき光栄。今回、輸入ポーク部門は1回目の開催ということで、皆さまに輸入ポークのおいしさというものを改めて認識していただけたらと思う。当社のみならずカナダの生産者、パッカーとの協力の成果だと思っている。今後も世の中の人々に愛されるブランドとして定着できるよう、精いっぱい頑張っていきたい」と、それぞれ喜びを語った。部門ごとのコンテスト出品者は次の通り。
 【国産豚】 最優秀賞 高座豚((株)セントラルフーズ)○優秀賞 茶色豚(滝沢ハム(株))○優良賞 八幡平ポーク あい((農)八幡平ファーム 八幡平ポーク あい)○実行委員会特別賞 えばらハーブ豚未来(群馬ミート(株))、雲仙きわみ豚((株)ニュー・クイック)、千葉県産いもぶた(旭食肉共同組合)、若楠ポーク(若楠ポーク生産組合)、国産豚肉 穀うま(伊藤ハム米久HD)、国産豚肉 麦小町(日本ハム)、芳寿豚((株)エヌケーフーズ)
 【輸入ポーク】最優秀賞 みらいそだち 三元豚(伊藤ハム米久HD)○優秀賞 カナダ大麦豚(日本ハム)○優良賞 厳選豚(兼松(株))○実行委員会特別賞 Agrosuper(アンデス・アジア(株))、くらふと三元豚(プリマハム)、ハーブ四元豚(住商フーズ(株))、PRIM ROSE(エスフーズ)、大地の絆(丸大食品)

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次