輸出5兆円に向け、補正含め来年度予算540億円超え—農水省




 農水省がこのほど公表した令和4年度予算概算決定の概要のうち、2030年輸出5兆円目標の実現に向けた「農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略」の実施には107億8,00万円(前年度当初予算額99億800万円)の予算が計上された。さらに、令和3年度補正予算として、432億9,100万円が示された。同省は「品目別輸出目標の達成に向けた官民一体となった海外での販売力の強化」に35億円、「マーケットインの発想で輸出にチャレンジする農林水産事業者のあと押しに14億円、「省庁の垣根を超えた政府一体となった輸出の障害の克服など」に59億円の予算を投じ、輸出額5兆円目標に向けたさらなる輸出拡大を目ざす。主な事業内容は次のとおり。
 【マーケットイン輸出ビジネス拡大支援事業=26億2,200万円(前年度当初予算29億1,700万円)】戦略的な輸出拡大へのサポート、品目団体の輸出力強化、輸出に取り組む優良事業者の表彰、日本食・食文化の魅力発信による日本産品の海外での需要拡大などを支援する。
 【輸出ターゲット国における輸出支援体制の確立強化事業=2億4千万円】主要な輸出先国・地域において、輸出事業者を専門的かつ継続的に支援する体制を整備するため、JETRO海外事業所を活用し、現地流通やニーズの把握、商流の新規開拓など、現地での販売支援を強化する(続きは食肉速報に掲載)

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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