農水省は15日、群馬県桐生市の養豚農場において家畜伝染病である豚熱の患畜が確認されたことを受け、農林水産省豚熱・アフリカ豚熱防疫対策本部」を持ち回りで開催し、今後の防疫方針について決定した。
群馬県によると、14日農場から通報があり、飼養豚に異常が確認されたため、群馬県家畜衛生研究所で検査を実施した。この検査により、豚熱感染の疑いが生じたため、農研機構動物衛生研究部門に検体の精密検査を依頼したところ、豚熱の患畜と判明した。これにより、飼養豚約5,100頭が殺処分となる。同県内での豚熱確認は8例目。また、桐生市内ではことし5月にも7例目が確認されている。
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