肉用牛頭数0.3%増、繁殖雌牛は7年連続伸長—令和4年畜産統計(上)




 農水省は12日、令和4年2月1日現在の畜産統計を公表した。主要家畜に関する規模別.飼養状態(経営タイプ)別の飼養戸数などを把握して、畜産生産の現況を明らかにするとともに、畜産行政の推進に向けた資料の整備を目的とするもの。
 それによると、肉用牛の飼養戸数は4万400戸(前年比4.0%減)と前年に比べて1,700戸の減少となり、昭和32年における調査以降つねに減り続けている状況に変化はない。飼養頭数は261万4千頭(0.3%増)で前年から9千頭の増加。1戸あたりの飼養頭数も64.7頭と前年超えを維持した。戸数が減って頭数が増える傾向は長く継続しており、廃業した農場が多いとみられ、他方では大規模化の進行もうかがえる。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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