下半期の豚価予想—10月後半から軟調、年間平均昨年上回るか

 6月以降、猛暑の影響もあり、枝肉相場は前年同月を大きく上回って推移し、記録的な高値となった。しかし、7月後半からは急激に下落。コロナの感染者増加や輸入環境の不安定さなどもあり、先が見通しにくい状況が続いている。ことしの下半期はどのような展開となるか。
 農水省が発表している肉豚出荷予測(7月22日発表分)によると、7月は124万1千頭(前年同月比5%減)、平年比でも5%減を予測している。ただ、月後半はそれなりに頭数が出てきていた印象だ。8月は129万8千頭(2%減)、平年並みを予測している。出荷頭数は引き続き低調に推移するとみられる。9月は135万2千頭(3%減)と前年比では減少を予測しているが、平年比は3%増の見込み。7〜9月では389万1千頭(3%減)、平年比でも微減の予測としている。その後、10月は146万頭(3%増)と増加を見込んでおり、平年並みの予測だ。続く11月も146万頭(3%減)、平年並みとなっている。そして12月は145万3千頭(4%減)、平年比でも2%の減少を予測しており、年末の需要期も出荷頭数は多くないと予測している。
 食肉通信新年アンケート予想では、7月は月平均619円と600円を上回る予想。海の日の3連休までは、700円台から800円に迫る記録的な高値で推移していたが、連休以降は前日から100円以上の下げとなった日もあり、想定以上に大幅な下落となった。一方、8月は609円と予想。底堅い相場展開が予想される。9月は589円と予想。昨年は月平均で600円をキープしたが、ことしもそれなりに高値で推移するとみられる。
 後半から本格的に出荷頭数の増加が見込まれる10月は、520円の予想。昨年は527円と、9月からは大幅な下落となったが、頭数増加などに伴い、ことしもとくに10月後半から軟調な展開が予想される(続きは食肉速報に掲載)

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