年末年始の内臓相場見通し—徐々に荷動き良化、牛内臓は強含み

 11月の上旬には関東地方で約100年ぶりに最高気温を更新するなど、記録的な暑さが続いていたが、中旬以降、気温が急速に低下したことで、白物など鍋物関連の商材の動きもようやく本格化の兆しが出てきた。依然として、節約志向は強いが、焼き材についても、量販店で厚切りタンやハラミを年末商戦向けに手当てする動きなどが出てきた。
 秋口からの牛内臓相場状況を振り返ると、旧盆商戦以降、主要焼き材の動きが弱く弱含みの展開が続き、10月までは投げ物も散見される状況であったが、ここにきて徐々に反転。為替レートは直近やや円高に戻したものの、依然として150円前後で推移しており、現地からの仕入価格も鑑みると、年末商戦に向けて相場は徐々に下値を切り上げていく形で、全般的に強含みの展開が続くと見込まれる。
 10月までは、やや需給が緩んでいたタンやアウトサイドスカートについても、米国産牛肉の生産頭数は来年以降、しばらく減産が続くと見込まれている。そのため、これらの定番商材については年明け以降も品薄感は続くと見込んで在庫確保に走る動きも出てきており、フローズンの玉についても需給は徐々に締まってきそうだ。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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