食品製造業HACCP導入率、畜産食料品は55.6%に上昇




 農水省は、平成28年度「食品製造業におけるHACCPの導入状況実態調査」結果を公表した。従業員5人以上の食品製造業を対象に、28年10月1日現在のHACCP導入状況などを調査し、774社から回答を得たもの。
 それによると、HACCPの導入率(「すべての工場」「一部の工場」で導入)は28.6%(27年度調査時23.1%)で5.5ポイント上昇した。昨年、厚労省で行われた「食品衛生管理の国際標準化に関する検討会」で、HACCPの制度化について議論されたことなどの影響によるものと考えられる。販売金額規模別にみると、「導入済み」の企業は、年間の販売金額が100億円以上では8割以上である一方、1億円未満の企業は2割以下となっており、企業規模により差がみられる。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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