農畜産業振興機構は、政府の令和2年度補正予算で実施する新型コロナウイルス感染症にかかわる畜産支援対策について、各事業の実施要綱を発表した。それによると、「和牛肉保管在庫支援緊急対策事業」(予算額499億8,600万円)は、新型コロナウイルスの影響で、インバウンドや外食の需要が大幅に低下したことで、和牛肉の需要が低下し価格が急落。これに伴い和牛肉在庫が積み上がっており、この状況が続けば、と畜場への出荷滞留が懸念され、肥育農家や繁殖農家にも悪影響が及ぶ恐れがあるため、和牛肉の販売促進計画を作成した食肉卸売事業者による余剰在庫を販売するまでの間の保管などの取り組み、販売促進計画に基づき食肉卸売事業者が余剰在庫を販売した取り組みおよび、これらの取り組みを支援する事業に対し補助を行い、積み上がった在庫の解消を図るとともに、生産の安定に資するもの。
◆行政・統計
群馬県桐生市の養豚場で豚熱発生、5,500頭殺処分—農水省
農水省は10日、群馬県桐生市の養豚農場において豚熱の患畜が確認されたことを受け、「農林水産省豚熱・アフリカ豚熱防疫対策本部」を持ち回りで開催し、今後の防疫方針について決定した。 発生については、同県桐生市の農場から、死亡頭数が増加している...
◆トレンド
3月末全国牛飼養頭数計399万頭で増加—個体識別記録
家畜改良センターが発表した3月末の全国牛個体識別記録によると、全国の飼養頭数は398万7,282頭(前年同月比1.1%増)で増加となり、前月比では5,926頭増加した。 品種別にみると、黒毛和種は計174万3,725頭(1.3%増)と前年...
◆国内外の団体
食肉販売動向調査(1)卸売業者「牛肉、冷凍の割合が増加」
農畜産業振興機構はこのほど「食肉販売動向調査結果」(2022年度上半期)を発表した。年2回実施されているアンケート調査で、卸売業者、小売業者(量販店、食肉専門店)に食肉の取り扱いや販売見通しをきいたもの。今回は21年度下半期(21年10月...
◆製品
日本ハム、桜姫「産地パック」パッケージの一部にバイオマス使用
日本ハムは5月上旬から順次、国産鶏肉桜姫「産地パック」パッケージに使用されるプラスチックの一部をさとうきび由来の原料に置き換えることで持続可能な資材調達を推進する。同資材は包材の原料となる植物がCO2を吸収し、地球温暖化などの社会問題の解...