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牛HB2021

日本食肉年鑑

国産豚肉需要強く、枝肉価格は高値推移、輸入豚肉の供給不透明で

 世界的に新型コロナウイルスの感染が続く中、操業停止や稼働制限により減産せざるを得ない食肉加工場が相次いだ。そのため、今後の供給への懸念が高まり、輸入チルドポークなどはひっ迫した展開となった。国産豚肉への需要はさらに高まり、連休明けの枝肉価格は異常ともいえる高値相場となった。
 米国ではトランプ大統領が食肉生産を継続するための大統領令を発令。安定した食肉供給を図っていくことを求めており、ガイドラインに沿って稼動を再開した工場も多いが、安全確保の観点から従業員同士のソーシャルディスタンスを確保することが求められ、各パッカーでは例えば生産体制を2シフトから1シフトに変更したり、スペック対応の制限などもみられる。こうした状況の中、輸入チルドポークを中心に成約した製品の通関遅れや欠品など、供給への懸念が強まった。量販店などでの荷動きは引き続き堅調であり、輸入チルドポークの代替品として国産物や輸入フローズンポークの引き合いが増えてきた。4月下旬以降、国産枝肉相場は高値で推移している。

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