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工場の効率化

数字でみる食肉産業2020

年鑑

国産豚肉需要強く、枝肉価格は高値推移、輸入豚肉の供給不透明で

 世界的に新型コロナウイルスの感染が続く中、操業停止や稼働制限により減産せざるを得ない食肉加工場が相次いだ。そのため、今後の供給への懸念が高まり、輸入チルドポークなどはひっ迫した展開となった。国産豚肉への需要はさらに高まり、連休明けの枝肉価格は異常ともいえる高値相場となった。
 米国ではトランプ大統領が食肉生産を継続するための大統領令を発令。安定した食肉供給を図っていくことを求めており、ガイドラインに沿って稼動を再開した工場も多いが、安全確保の観点から従業員同士のソーシャルディスタンスを確保することが求められ、各パッカーでは例えば生産体制を2シフトから1シフトに変更したり、スペック対応の制限などもみられる。こうした状況の中、輸入チルドポークを中心に成約した製品の通関遅れや欠品など、供給への懸念が強まった。量販店などでの荷動きは引き続き堅調であり、輸入チルドポークの代替品として国産物や輸入フローズンポークの引き合いが増えてきた。4月下旬以降、国産枝肉相場は高値で推移している。

◆行政・統計

4月牛肉輸出は258tで前年比3割減、単価5,530円

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 財務省貿易統計による4月国産牛肉輸出量は25万7,608kg(前年同月比29.2%減)と、前月に引き続いて前年同月を大幅に下回った。前月比では微増。引き続き新型コロナウイルス拡大が需要に大きく影響したとみられる。輸出先国は合計21カ国・地...
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◆トレンド

国産鶏肉高値を維持、緊急事態宣言解除も外食回復には時間

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 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が全面解除され、社会・経済活動が再開される動きにあるが、感染拡大のリスクと不安は残り、感染防止対策を講じた新しい生活様式や飲食店などの営業を含め、少しずつ進むとみられる。インバウンド需要も依然見...
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◆国内外の団体

全肉連が総会、新型コロナ対策に注力、HACCP事業更新

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 全国食肉事業協同組合連合会(河原光雄会長)は、令和2年度通常総会を5月29日、書面決議により開催し、事業報告や事業計画などの議案を原案どおり承認した。任期満了に伴う役員改選では、計21人の理事および3人の監事を選出。正副会長など役付き理事...
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◆製品

スターゼン佐賀営業所がSQF認証取得、計56カ所に

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 スターゼンは3日、同社の佐賀営業所が食品の安全と品質を確保するシステムである国際規格「SQF(SafeQualityFood)」の認証審査に合格したと発表した。同営業所では、「SQF」認証取得の取り組みを2019年7月から行っていた。 同...
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