江藤農相は17日の閣議後会見で7月豪雨の被害状況について「これまでの被害額は17日7時現在で、熊本県を中心に40道府県で450億円となっているが、農地・農業用施設等の被害額が積み上がったことによって、昨日16日に比べて151億円増えている。いまだ被害の全容把握には及んでおらず、急ぎたい」との認識を示した上で、東京のコロナウイルスの感染状況を踏まえ、現地視察を控える考えを明らかにし「「現場からは、ウェブを通じて、土曜日、日曜日、月曜日、この3日を使って意見交換などを行わせていただこうと思っている。具体的には、まず18日に熊本、鹿児島、農業者それから食肉処理業者の方がたなどとネットを結んで、対応させていただこうと思っている」と語った。
◆行政・統計
2022年上半期輸出額、牛肉は213億8千万で5.2%減
農水省は5日、2022年1〜6月(上半期)の農林水産物.食品の輸出額を公表した。22年上半期の輸出額は6,525億円(13.1%増)と、前年同期額より754億円増加となった。 主な要因として、欧米を中心に外食需要が回復したこと、小売店向け...
◆トレンド
下半期の豚価予想—10月後半から軟調、年間平均昨年上回るか
6月以降、猛暑の影響もあり、枝肉相場は前年同月を大きく上回って推移し、記録的な高値となった。しかし、7月後半からは急激に下落。コロナの感染者増加や輸入環境の不安定さなどもあり、先が見通しにくい状況が続いている。ことしの下半期はどのような展...
◆国内外の団体
家畜改良事業団が「福之鶴」を選抜、平均BMS 9.8は歴代最高
一般(社)家畜改良事業団はこのほど、30現検後期新規選抜牛の決定に伴い、説明会を開催した。今回選抜された3頭の概要は次のとおり。 [福之鶴(ふくのつる)]BMSの平均が9.8と歴代1位の成績。G育種価においても父「福之姫」をはるかに超える...
◆製品
チリ大使館がパタゴニアラムとプレミアムワインの試食会開催(上)
チリ大使館商務部(ProChile日本オフィス)・農務部では日本とチリの友好125周年を記念し、9月末から10月(見込み)にかけて、(株)HUGE、日本ハムと共同でチリ産パタゴニアラムとプレミアムワインのキャンペーンを実施する。キャンペー...