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日本食肉年鑑

【食鳥相場上期と下期展望】内食需要高まり堅調、凍結回らず

 ブロイラー生鮮物国産相場は、日経加重平均(東京)でみると、モモは1月が1kgあたり621円(前年同月比27円安)、2月が596円(55円安)、3月が575円(52円安)と年明け以降、暖冬で鍋需要が不振だったこともあり前年を下回る安値で相場を下げていったが、新型コロナウイルスの感染拡大で内食需要が高まり、消費が量販店に集中してから引き合いが強まり、堅調な相場展開へと一転。例年ジリ安となっていくが、緊急事態宣言が発令された4月は582円(19円安)と前月から7円上昇し、宣言が一部地域を除き解除された5月は609円(27円高)とさらに上げて600円超に戻し、宣言全面解除の6月も610円(49円高)と堅調さを維持した。1〜6月の上期平均では599円(13円安)。ムネは1月が262円(9円安)、2月が252円(3円安)、3月が243円(5円高)、4月が242円(10円高)と大幅な下げはないが軟調な展開が続いていたが、GW前後にモモ、手羽モトに続き需給が締まって品薄となり、5月は255円(28円高)と前月から13円高で上昇に転じ、6月も257円(31円高)と堅調。加工向け需要も安定しており、上期平均で252円(10円高)と前年同期を上回っている。モモ、ムネの正肉合計では上期平均2キロあたり851円(3円安)となった。
 昨年の年末需要は盛り上がりに欠け、ことしは多くの業者がモモを中心に年末からの冷凍在庫を持ち越しての年越しとなった。年明け以降も冬は暖冬で鍋需要が不振。在庫の消化が進まない上に、この2年増産の一方で需要が落ち着き、余剰感が強い中で軟調な相場が続いたことから、ことしはさらに厳しい展開が予想されていた。ところが世界的なコロナの感染拡大で需給が一変。3月ごろから量販店の引き合いが強くなり、買いだめで欠品が起きるほど。昨年末からの冷凍在庫も3月末には消化され、4月には生鮮物だけでは高まる需要に対応できず品薄となっていき、モモの相場が上昇に転じ、続いて5月以降ムネも堅調な展開となった。

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