食肉通信社:食肉産業ニュースを迅速・正確に

わが国唯一の食肉産業専門紙

牛HB2021

日本食肉年鑑

豚枝肉相場は底堅い展開、輸入物は船便の遅れでタイトに

 11月も半ばとなり、例年であれば、出荷頭数が増加してくる10月以降は年末の需要期を前に一旦、相場は緩んでいく時期。しかし、ことしはコロナにより内食需要が底堅く推移していることから、現在も相場は500円超えの展開が続いている。東京食肉市場の豚枝肉相場をみると、10月の加重平均は上物価格536円、中物価格499円と、9月からは大きく下落したものの、前年からはそれぞれ30円以上の高値となった。過去10年の価格と比較しても、10月の上物加重平均価格が536円以上を記録したのは2017年(548円)のみであることからも、例年を大きく上回る相場展開となっていることがわかる。
 農水省の肉豚生産出荷予測(10月19日発表)によると、11月の出荷頭数は144万6千頭と、前年同月から2%増の予測。平年並みを見込んでいる。ただ、徐々に出荷頭数は増えているものの、これまでも出荷頭数は想定を下回ることが多い。引き続き量販店などの底堅い需要が下支えし、相場は下がり切らずに年末までいきそうな気配となってきた。
 気温の低下とともに、鍋商材のバラやカタロースなどのスライス系アイテムはさらに引き合いが強まっており、バラには品薄感がある。また、ロイン系は現状の荷動きはそれほどでもないが、年末に向けて引き合いは徐々に強まっていきそうだ。スソ物も堅調な荷動きが続いており、全体的に引き合いは強い。さらに国産冷凍物については市中在庫がかなり薄いため、年末の手当などもある中でバラ系などを中心にかなりタイトな状況にある。

◆行政・統計

三重県、鈴木知事が野上大臣に家畜伝染病防疫対策の支援等要請

三重県、鈴木知事が野上大臣に家畜伝染病防疫対策の支援等要請

 三重県の鈴木英敬知事は21日、今年度補正予算での対応も含め、令和4年度の当初予算編成にあたって概算要求が確実に行われるよう「国への提言・提案」を野上浩太郎農水大臣に提出した。農水省に「農林水産物の販売促進や消費拡大、販路の多様化、輸出の回...
More

◆トレンド

令和3年度7〜9月期の配合飼料価格は4,700円値上げ

令和3年度7〜9月期の配合飼料価格は4,700円値上げ

 全国農業協同組合連合会(JA全農)は、令和3年7〜9月期の配合飼料供給価格について、同年4〜6月期に対して全国全畜種総平均1tあたり4,700円値上げすることを決定した。改定額は地域別・畜種別・銘柄別に異なる。 全農による飼料情勢および値...
More

◆国内外の団体

More

◆製品

More
Return Top