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牛HB2021

日本食肉年鑑

鶏肉需給ひっ迫、冷凍在庫不足に加え鳥インフル影響懸念

 新型コロナウイルスの感染拡大が全国的に再び加速し、急速に社会的な不安と警戒感が強まってきた。国のGoToキャンペーンで飲食店は少しずつ活気を取り戻し、年末に向け期待感は高まっていたが、忘年会を含め外食需要は再び厳しい状況が見込まれる。内食需要は引き続き堅調、量販店向け主体の国産鶏肉は鍋需要も加わり、強い引き合いが続く。冷凍在庫の不足に加え、産地の生産も多くない時期でモモ、ムネ、手羽モトを中心にほぼ全部位が品薄、タイト感は増している。さらに2年10カ月ぶりに国内で発生した鳥インフルエンザは、香川県から福岡県へと拡大した。一大産地である九州で感染が広がれば被害と供給への影響は大きい。封じ込めのための徹底した防疫措置と飼養衛生管理の強化が強く求められる。一方、今後最大需要期の12月を迎えることになり、さらなる需給のひっ迫は避けられないだろう。輸入は上向いていた外食需要に加え、不足する国産の代替、年末向けの手当てもあり荷動きが活発化。当面堅調な需要が続くとみる。
 需要面では、飲食店などの客足は戻ってきていたが、ここにきてコロナの感染が急速に拡大。危機感・警戒感が再び強い状態となり、とくに会食への注意喚起が行われる中、年末の繁忙期だが、忘年会などは避けられるだろう。一方堅調な内食需要、量販店を中心とした消費者の購買行動は継続。量販店での鍋訴求は本格化しており、モモを中心に国産鶏肉への引き合いは強い。ただ、これまでにコロナ禍の中で強い引き合いが続き、冷凍在庫がほとんどない状況。11月は産地も減産が見込まれている状況で生鮮の供給も少なく、鍋需要の強いモモ、手羽モト、加工需要が堅調なムネを中心に手羽サキ、ササミなどほぼ全部位が品薄となっている(続きは食肉速報に掲載)

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