近東北共進会、農水賞に岐阜・つづく牧場、肉のキングが落札

 第60回農林水産祭参加第67回近畿東海北陸連合肉牛共進会が22日、神戸市中央卸売市場西部市場で開かれた。静岡県、岐阜県、三重県、滋賀県、京都府、兵庫県の6府県から黒毛和種雌50頭、去勢47頭の計97頭が出品された。
 このうち最優秀賞・農林水産大臣賞には岐阜県の(株)つづく牧場・都竹勝司さん出品の「飛騨牛」去勢牛を選出。同牛は岐阜県の食肉専門店(有)肉のキングがキロあたり8,030円で落札した。また雌の最優秀賞には静岡県の鈴木勇也さん出品牛を選出。同牛は5,070円で京都の老舗すき焼き料亭・食肉専門店(株)三嶋亭が落札した。
 「神戸ビーフ」「松阪牛」「近江牛」「飛騨牛」といった名だたるブランド和牛が集まる「和牛の日本一決定戦」ともいわれ、歴史ある同共進会。近年は京都市中央卸売市場第二市場の改築に伴い変則的だったが、基本的に京都市場と交互に開催している。ことしは静岡県13頭、岐阜県10頭、滋賀県20頭、京都府20頭、三重県12頭、兵庫県22頭の1府5県が出品。新型コロナウイルス感染症対策として、生産者の来場は自粛された(詳細は食肉速報に掲載)

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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