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日本食肉年鑑

[2020年の家計調査を振り返る]内食拡大、肉類は前年比増

 2020年1〜12月の家計調査を振り返ると、生鮮肉はそれぞれ総じて2月以降前年の数値を上回っている。新型コロナウイルス拡大の影響による生活様式の一変で、内食需要が増加したことが一番の要因といえる。生鮮肉の支出金額は新型コロナ流行前の1月こそ前年同月比4.3%減と落ち込んでいるものの、それ以降は増加に転じ、コロナの流行が国内でも本格化し政府から緊急事態宣言が発令された4、5月はそれぞれ21.9%増、25.9%増と高い伸び率を示している。12月に至っても新型コロナの第3波が猛威を振るい感染者が再拡大した時期であるが、すべての畜種が前年比増だった。
 畜種別で購入量をみてみると、やはりテーブルミートである豚肉、鶏肉の消費拡大がみてとれ、4、5月の豚肉の伸び率は前年と比べ19.7%増、18.8%増となっている。鶏肉に至っては32.2%増、21.0%増と顕著な伸び。さらに合いびき肉の購入量も34.3%増、34.1%増と3割近く増加しており、ハンバーグやギョーザなどの手づくり需要が拡大したことが分かる。12月も豚肉は13.7%増、鶏肉は13.2%増、合いびき肉は8.5%増と堅調な数値を示しており、年末も昨年以上に家庭内消費が活発だったことがうかがえた。
 加工品についても、4、5月の伸び率はハムが12.4%増、4.1%増、ソーセージが15.3%増、13.6%増、ベーコンが34.4%増、14.1%増と手堅く伸びており、巣ごもり需要という言葉も定着したことで、消費者も加工品をことしのキーアイテムと認識したことがうかがえた。ただ、11月と12月のハムの購入量については、11月は6.1%減、12月は7.7%減と前年同月と比べて減少していた。

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