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日本食肉年鑑

国産鶏肉モモようやく下げ、ムネ加工向けタイ産からのシフトも

 国産鶏肉はモモの引き合いが弱く、相場がジリ安の展開となっている。ただ、ようやく下がってきたという印象が強い。コロナ禍の環境下といえども、量販店での精肉販売に1年前の勢いはなく、とくにモモは鍋シーズンが終わった3月以降、相場も例年のように下げていくとみられていたが、軟調でありながらも大きな下げはみられず、5月の連休明けからようやく、週に10円程度ずつ下げていく展開となった。
 とはいえ6月下旬現在、日経相場(東京)でキロあたり620円程度と、依然600円を大きく超える高値圏。ここまで卸値が高いと量販店では特売を含め、積極的に扱わず、ただでさえ需要が落ちていく時期だが、引き合いの弱さに拍車をかけている。
 実需と乖離(かいり)した高値相場は、ここにきてジリ安の展開になってはいるが、もはや遅過ぎるとの指摘もある。例年、この時期から最大需要期の年末に向け、計画的に冷凍物を製造していくが、これほど高いと凍結に回しても利益が取れず、その動きに入りづらい。
 今後、例年であれば夏場に向けて需要はさらに弱まり、相場もジリ安の展開が続き、8月が底値になるとみられる。昨年はコロナ特需で夏場でも高値が続いたが、一昨年8月の加重平均価格は535円。
 今夏、これほどの安値になることはもはや考えにくい。下がっても580〜590円、昨年と同水準の590〜600円の可能性もある。1年前ほどの需要はなく、高値で利益が取れない状態で凍結に回すことになると、荷受業者にとり厳しい商売が続くとみられる。

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