「近江牛」グランプリ枝肉共進会、GC牛は万葉が5,732円で落札




 滋賀県全土から上質な近江牛を集めた「2021近江牛グランプリ枝肉共進会」が21日、滋賀食肉センターで開催された。県内各地から出荷された近江牛49頭の中から、橋場芳明さんの出品牛が栄えあるグランドチャンピオン(GC)を獲得。枝肉せりで㈱万葉(佐野悦代社長)がキロあたり5,732円で購買するなど、コロナ禍で厳しい経営環境が続く生産者を盛り立てようと高値落札が相次いだ。
 同共進会は各団体・地域の枠を超え、県内の近江牛生産農家が一堂に会し「近江牛のブランド化推進と生産意欲向上」を目的に2013年から開催されている。今回も出品牛の上物比率は100%、全体の81.6%の40頭が5等級に格付され、BMS No. 12が13頭、No. 11が5頭、No. 10が12頭出品されるなど「グランプリ」の冠にふさわしいハイレベルな近江牛枝肉がそろった。その中でGC賞を獲得した橋場さん出品の去勢牛は父牛「義美福」、2代祖「美穂国」、3代祖「福安照」の血統。枝肉重量498.7kg、BMSNo. 12の成績でA5等級に格付された。橋場さんは近江八幡市安土町で近江牛約300頭を飼養する肥育農家。子息の芳秀さんは近江牛若手生産者の研究会「ウシラボ」の会長を務めるなど、親子2代で「食べておいしい牛づくり」を続けている。受賞について橋場さんは「近江牛グランプリは初めての受賞。コロナで枝肉単価が大きく下がった時期もあり、厳しい状況が続いていたのでうれしい。大きな励みになる」と喜びを語った。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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