大臣就任から1年、攻めの農林水産業を展開し成長産業へ—野上農相




 野上浩太郎農水大臣の就任から約1年が経過する。大臣は、この1年の成果や今後の取り組みについて、14日の閣議後会見で次のように述べた。
 「昨年の9月の就任以降、新型コロナウイルスへの対策や鳥インフルエンザや豚熱など、緊急性の高いさまざまな課題に、緊張感をもって対応してきた。また、人口減少に伴う国内市場の縮小や農林漁業者の減少・高齢化、気候変動問題など、構造的な問題への対応にも積極的に取り組んできた」とし「コロナ対策では、令和2年度3次補正予算で3,500億円を措置し、農林漁業者の経営継続の確保、農林水産物の需要回復、飲食業者の需要喚起などの対策も講じてきた。また、輸出促進では、昨年11月に拡大実行戦略を、ことし5月にはそのフォローアップも取りまとめた」と説明した。1月から7月までの農林水産物・食品の輸出額は前年比31%増の6,740億円となるなど、成果が現れていることから、2030年5兆円目標の達成に向け、対策を継続していくとした。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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