食肉通信社:食肉産業ニュースを迅速・正確に

わが国唯一の食肉産業専門紙

神戸ビーフ「新評価基準」創設へ神戸大中心にプロジェクト始動

 「神戸ビーフ」の価値を最大限に引き出す「新評価基準」を創設するプロジェクトが始動—–。令和3〜4年度の兵庫県最先端技術研究事業(COEプログラム)の応用ステージ研究として、プロジェクト「ポストコロナ、持続的成長を可能にする神戸ビーフの新評価基準創設と海外展望」が採択された。産官学連携で神戸ビーフの「おいしさ」「価値」を深掘りし、神戸ビーフの良さを再定義、「新評価基準」策定に向けて取り組む。国内での生産・販売や、さらなる輸出拡大につなげるのが狙い。
 同プロジェクトは産官学連携で取り組むもので「産業」の代表として兵庫県加古川市の食肉専門店「和牛うらい」を運営する㈲うらいの川村将紀店長(写真右)を代表機関に進められる。プロジェクトリーダーは神戸大学大学院農学研究科動物資源利用化学分野の上田修司助教(同左)。さらなる付加価値強化、海外産Wagyuとの差別化による輸出拡大を見据えて、神戸ビーフの新評価基準案を策定していく。いまある食肉研究の最新の技術・知見を応用する考え。アプローチとしてまず(1)色調(2)香り(3)おいしさ成分—–の三つの観点から検証していく。(1)は、肉の変色による影響を受けにくい近赤外線カメラを用いて行う。(2)は、「和牛香」など、和牛の魅力は香りも影響することから、香気成分がどういうものかを「高真空香気蒸留(SAFE)」という実験で調査する。SAFEは消失しやすい香気成分も損失なく回収することができ、従来の実験方法では消失していた香りについても今回、検証することができるとしている。(3)では、おいしさ成分とされるイノシン酸、グルタミン酸など475の栄養成分を一つの機械で解析することができるメタボロミクス解析で解析する。これらを用いて新基準が創設できるかを図っていく。

◆行政・統計

群馬県桐生市の養豚場で豚熱発生、5,500頭殺処分—農水省

群馬県桐生市の養豚場で豚熱発生、5,500頭殺処分—農水省

 農水省は10日、群馬県桐生市の養豚農場において豚熱の患畜が確認されたことを受け、「農林水産省豚熱・アフリカ豚熱防疫対策本部」を持ち回りで開催し、今後の防疫方針について決定した。 発生については、同県桐生市の農場から、死亡頭数が増加している...
More

◆トレンド

3月末全国牛飼養頭数計399万頭で増加—個体識別記録

3月末全国牛飼養頭数計399万頭で増加—個体識別記録

 家畜改良センターが発表した3月末の全国牛個体識別記録によると、全国の飼養頭数は398万7,282頭(前年同月比1.1%増)で増加となり、前月比では5,926頭増加した。 品種別にみると、黒毛和種は計174万3,725頭(1.3%増)と前年...
More

◆国内外の団体

食肉販売動向調査(1)卸売業者「牛肉、冷凍の割合が増加」

食肉販売動向調査(1)卸売業者「牛肉、冷凍の割合が増加」

 農畜産業振興機構はこのほど「食肉販売動向調査結果」(2022年度上半期)を発表した。年2回実施されているアンケート調査で、卸売業者、小売業者(量販店、食肉専門店)に食肉の取り扱いや販売見通しをきいたもの。今回は21年度下半期(21年10月...
More

◆製品

More
Return Top