食肉通信社:食肉産業ニュースを迅速・正確に

わが国唯一の食肉産業専門紙

牛肉は実需と乖離(かいり)した高値も、輸入ビーフも高値維持

 緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が解除されたことで、関係者の期待は高まっている。現状、末端からのオーダーは入っているが、まだ月前半のため、補充仕入れと区別がつかない面もある。一方、制限が緩和された飲食店からのオーダーは明らかに増えているというが、これが一過性にとどまるか拡大するかは、もよう眺めの状況。10月に入ったがまだ気温は高く、前半は焼き材を中心に動きがありそうだ。後半にかけてスライス物も動き始めるだろう。現状まだロイン系は厳しく、低価格商品中心の荷動きが続くか。カタロースの消費は気温の低下に合わせてロースの代替需要から上向きそうだ。
 これから年末商戦に入る中で、徐々に需要が拡大するならば、関係者にとっては国産牛肉相場の行方も気になるところだ。末端の荷動きがそこまで回復しない中で、見込み仕入れが先行し、高値になる可能性もある。輸入ビーフでは、慢性的な入船遅れの中、米国内の人員不足や需要の強さを受けて米国産が高値で推移し、合わせて豪州産も高値となっている。ニーズ自体はそこまで強まっていないが、調達難から高値を維持するもよう。このような中、日本市場からの買いは弱い。少なくとも10月中、この状況は変わらないだろう。

◆行政・統計

群馬県桐生市の養豚場で豚熱発生、5,500頭殺処分—農水省

群馬県桐生市の養豚場で豚熱発生、5,500頭殺処分—農水省

 農水省は10日、群馬県桐生市の養豚農場において豚熱の患畜が確認されたことを受け、「農林水産省豚熱・アフリカ豚熱防疫対策本部」を持ち回りで開催し、今後の防疫方針について決定した。 発生については、同県桐生市の農場から、死亡頭数が増加している...
More

◆トレンド

3月末全国牛飼養頭数計399万頭で増加—個体識別記録

3月末全国牛飼養頭数計399万頭で増加—個体識別記録

 家畜改良センターが発表した3月末の全国牛個体識別記録によると、全国の飼養頭数は398万7,282頭(前年同月比1.1%増)で増加となり、前月比では5,926頭増加した。 品種別にみると、黒毛和種は計174万3,725頭(1.3%増)と前年...
More

◆国内外の団体

食肉販売動向調査(1)卸売業者「牛肉、冷凍の割合が増加」

食肉販売動向調査(1)卸売業者「牛肉、冷凍の割合が増加」

 農畜産業振興機構はこのほど「食肉販売動向調査結果」(2022年度上半期)を発表した。年2回実施されているアンケート調査で、卸売業者、小売業者(量販店、食肉専門店)に食肉の取り扱いや販売見通しをきいたもの。今回は21年度下半期(21年10月...
More

◆製品

More
Return Top