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豚肉マーケットー年明けから需給緩む、輸入チルドは供給不安定

 年末年始は前年に比べると人出は増えたものの、引き続き量販店などへ向けた荷動きは堅調に推移したようだ。とくに地方ではその傾向が強く、寒波の影響もあって鍋物商材などは底堅く推移。バラを中心にカタロースやモモなどの引き合いも強かった。ロースやヒレは、年末年始には一部で引き合いが強まったものの、年明け以降の荷動きは鈍い。逆に、ウデなどスソ物については学校給食の再開もあって、引き合いは良化。また、年明け以降、新型コロナウイルスのオミクロン株が爆発的に拡大しており、全国的に感染者数が激増した。外食業態の需要回復の兆しはみえず、厳しい状況が続く半面、ことしも引き続き底堅い内食需要は継続するものとみられる。
 年明け以降の東京市場の枝肉相場は、1週目には年末年始の補充買いが入ったことや、成人の日の3連休に向けた手当てなどもあり、500円を大きく上回る展開となった。ただ、前週から相場は下落傾向となっている。「上」「中」ともに400円台をつけており、価格差も開いてきた。例年同様に新年に入って需給は緩んでいる。厳しい寒波により、北日本などの一部では出荷や輸送、さらに肉豚の生育への影響なども懸念されるが、あっても限定的か。
 農水省の肉豚生産出荷予測(昨年12月23日発表)によると、1月は139万9千頭と、前年同月比、平年比ともに微減を予測している。出荷はそれほど多くはないが、ある程度は安定した頭数が見込まれ、今後も相場は緩やかな下落傾向での推移が予測される。

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