東京都が食肉の生食実態調査実施、生食提供飲食店が6割超




 東京都はこのほど、食肉の生食などによる食中毒の予防に関する普及啓発のため、都民(消費者)の喫食実態および都内飲食店における食肉の生食料理などの提供実態などを調査。調査は、20歳以上の都民1,500人を対象に行われた。その内訳は「生や生に近い状態で食べる食肉料理」または「加熱不十分(半生)な状態で食べる食肉料理の喫食経験がある」1千人と、そうした料理の喫食経験がない500人。また、飲食店従事者に対する食肉の生食などに関する実態調査については「生や生に近い状態で食べる食肉料理」、または「加熱不十分(半生)な状態で食べる食肉料理を提供している、もしくは提供していた」都内飲食店への従事経験を持つ20歳以上500人。調査はインターネットアンケートでことし2月に実施された。
 【消費者における食肉の生食.半生食の実態】生食経験ありと回答した消費者では「よく食べる」が9.2%、「たまに食べる」が49.3%、「以前は食べていたがやめた」が41.5%であった。加熱不十分(半生)な状態で食べる食肉料理の喫食状況のうち、半生食経験ありと回答した消費者では「よく食べる」が9.7%、「たまに食べる」が52.9%、「以前は食べていたがやめた」が37.4%であった。喫食経験のある生や生に近い状態のメニューは「馬肉の刺し身」が56.9%と最も多く、次いで「牛肉のユッケ・タルタルステーキ(細かく刻んだ生肉)」が56.8%、「牛肉のたたき」および「鶏のたたき・とりわさ」が48.4%、「鶏肉の刺し身」が35.6%(続きは食肉速報に掲載)

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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