農水省が年末・年始、オリパラなどの口蹄疫防疫対策の強化で通知




 農水省は13日、年末・年始、春節、オリンピック・パラリンピック冬季競技大会等に向けた口蹄疫などに関する防疫対策の強化で都道府県に対して通知した。
 アジアでの口蹄疫の発生は中国や韓国において、ことしも確認されている。また、ロシアでは、モンゴル国境付近のイルクーツク州においてもアフリカ豚コレラの発生が確認されている。
 このような中、訪日外国人旅行者数は年々増加しており、ことしも、10月までに約2379万人に達している。今後、年末・年始および春節(中国では平成30年2月16日)を迎えるにあたり、アジア地域における人・物の移動が盛んになることに加え、来年2月からは韓国の平昌(ピョンチャン)でオリンピック・パラリンピック冬季競技大会が開催され、日本からの海外渡航者も増加することが見込まれることから、日本への口蹄疫等の病原体の侵入リスクが高くなると考えられる。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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