吉川農相、豚コレラ18例目「飼養衛生管理基準の順守を再確認」




 吉川農相は9日の閣議後会見で、岐阜県と愛知県で豚コレラに関する会議を開催して野生猪に対するワクチンの効果を検証していくことなどを確認したとしたうえで「豚コレラの終息に関しては、飼養衛生管理基準の順守が最も重要であると思っている。さらに国と県が連携をしながら飼養衛生管理基準順遵守状況の再確認をしていきたい」と述べ、ワクチンについては「さまざまな形で検討もしているが、まだワクチンを、というような状況には私は至ってはいないと思っている。しかしながら、発生農場における早期発見、迅速なと畜および周辺農場の移動制限のみによっては、感染拡大の防止が困難と考えられる場合には、まん延防止のための緊急ワクチンの接種を決定するとしている」と語った。

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