和牛遺伝資源の流通管理で中間取りまとめ、記録・保管の義務化など

 農水省は26日、都内で第5回「和牛遺伝資源の流通管理に関する検討会」を開催し、論点整理を踏まえ中間取りまとめを行った。取りまとめでは家畜改良増殖法の見直しを検討することも視野に精液や受精卵の流通管理の徹底、和牛遺伝資源における知的財産的価値の保護の大きく二つの観点から対策が示された。和牛遺伝資源の知的財産的価値の保護強化のための制度の検討についても補足された。
 精液や受精卵の流通管理の徹底については(1)既存制度の周知徹底(2)流通管理に関する帳簿などへの記録・保管(3)受精卵の生産情報などの定期的な把握(4)ストローなどへの基本情報の表示(5)地域による管理体制の構築の5点があげられている。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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