酪肉近と家畜改良増殖目標が適当と答申—畜産部会




 食料・農業・農村政策審議会 畜産部会が3月31日、コロナ影響により、書面を通して開催され、酪農および肉用牛生産の近代化を図るための基本方針と家畜改良増殖目標、鶏の改良増殖目標について適当と答申した。
 酪肉近で令和12年度牛肉の生産数量目標は枝肉換算で57万t(前回酪肉近52万t)、部分肉換算で40万t(前回数値なし)。肉用牛の全国飼養頭数目標は303万1千頭(現状250万9千t)とされた。牛肉については繁殖雌牛・和牛受精卵の増産、酪農経営における和牛受精卵の利用促進などにより、和牛の生産量を増加していくとの考えで設定された。令和12年度の食肉処理施設の稼働率目標については70〜90%以上に設定。再編合理化後の1日あたりの処理能力は1千頭以上、処理頭数は700〜900頭以上とした。

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