G20農業大臣臨時テレビ会議、コロナに関する声明を採択




 G20農業大臣臨時テレビ会議が21日、新型コロナウイルス感染症に関し行われた。江藤農相は新型コロナウイルス感染症のまん延による世界の食料安全保障などの諸課題に対して、G20農業大臣が協調し世界に向けて強いメッセージを出す重要性を訴えた。会議の終わりに、世界の食料安全保障などを守るためにG20農業大臣が緊密に協力し行動することを定めた「新型コロナウイルス感染症に関するG20農業大臣声明」が採択された。
 声明では、世界の食料安全保障および栄養を守るために、G20農業大臣は、緊密に協力し、行動するとした上で(1)生産資材の供給を含む、フード・サプライチェーンの機能維持(2)不当な農業貿易関連措置の回避と、WTOルールおよび科学的根拠に基づく措置の励行(3)世界の食料市場や政策の情報提供の重要性(4)食品ロスの削減や、将来の動物疾病等への備えの重要性⑤農村地域、農業者・農業労働者および食品事業者への支援—をあげた。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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