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日本食肉年鑑

出荷頭数減で枝肉相場は底堅い、米国では豚肉生産量が回復傾向

 GW前後の700円を上回るような高値相場はみられないが、出荷頭数が減少傾向となっていることもあり、豚枝肉相場は6月もある程度は底堅い展開が続いている。全国と畜頭数は5万頭台となる日も多い。農水省の肉豚生産出荷予測(5月18日発表)によると、6月の出荷頭数は125万7千頭と、前年同月からは4%増と予測。ただ、平年比では2%の減少を見込んでいる。
 そうした中、需要については家庭消費中心の荷動きが続いており、量販店などで動くのは切り落としやひき肉などの安価な商品が中心。ロイン系やバラなどのアイテムについては荷動きが鈍っており、一部では投げ物も見られるなど、枝肉価格とのかい離がみられる。輸入チルドが生産量の減少などでひっ迫した状況になったことで国産に加え、輸入フローズンが代替商品として店頭に並ぶケースも増えている。
 農畜産業振興機構が5月27日に発表した、豚肉需給予測によると、5月の冷蔵品輸入量は2万7,500t(21.4%減)、6月は2万5,600t(20.0%減)と、引き続き北米現地工場の生産減少などから両月とも前年を大幅に下回る予測。さらに冷凍品については5月が4万1,900t(15.2%減)、6月が3万7,900t(14.4%減)と、コロナによる生産減少に加え、外食産業向けを中心とした荷動きが鈍化していることから、冷蔵品と同様に前年から大きく減少する予測だ。4〜6月の3カ月平均についても冷蔵品が3万100t(12.5%減)、冷凍品が4万6,200t(10.1%減)、合計では7万6,200t(11.7%減)と、いずれも1割以上の減少を予測している。
 ただ、米国ではトランプ大統領が食肉生産を継続するための大統領令を発令したこともあり、豚肉の生産量は大きく回復してきている(続きは食肉速報に掲載)

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