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日本食肉年鑑

牛肉輸出は回復から増加へ、中国輸出解禁は引き続き協議中

 農水省によると、2020年1〜8月の農林水産物・食品の輸出額は5,613億円(前年同期比4.7%減)としており、前年同期との差はマイナス276億円。年々右肩上がりが続いていた輸出額の推移は、新型コロナウイルスによってやや停滞している。ただ、このうち畜産物については牛肉が151億7千万円(16.8%減)、豚肉が9億5千万円(33.9%増)、鶏肉が13億3,800万円(9.8%増)と、豚肉と鶏肉は上昇。前年同期と比べて減少している牛肉は、枝肉相場が下がったことでキロ単価こそ落ち込んでいるものの、ことし6月から輸出数量が大幅に回復し、直近8月の輸出数量をみても前年同月比8.6%増と堅調に推移している。
 牛肉輸出量は、昨年12月が直近の単月輸出量として最も多く、各国累計49万7,745kgと上昇を続けていたものの、ことし1月は21万7,855kg(前年同月比15.4%減)と前月から減少。例年1月は数量が少ないものの、従来は2月以降徐々に輸出量が上向きとなるが、ことしは2月が30万5,510kg(8.7%減)、3月が25万3,036kg(34.3%減)、4月が25万7,608kg(29.3%減)、5月が23万4,083kg(12.1%減)と停滞が続き、新型コロナウイルスによる末端需要の減少が影響していることは間違いない状況だった。ただ、前述したように6月は44万6,506kg(30.9%増)と急回復しており、前年同月と比べても大幅に増加した。現状、7、8月の輸出量も40万kg以上をキープしており、昨年12月の数値と比べてもそん色ない輸出量で推移し、直近で最も少なかったことし5月の23万4083kgと最新の財務省貿易統計による8月の45万2,259kgと比べると、実に2倍近くの数量となっている。

◆行政・統計

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