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牛HB2021

日本食肉年鑑

国産鶏肉タイトな需給、輸入需要高まるか—マーケット動向

 国のGo Toキャンペーンなど需要喚起策に一定の効果が表れ、消費に活気が少しずつ戻り始めている。ただ、新型コロナウイルスの猛威による警戒感が強い状態は変わっておらず、内食需要は引き続き堅調。量販店向け主体の国産鶏肉への引き合いは続き、加えて気温の低下を受け鍋訴求が積極的に行われるようになり、モモは需要が高まり相場もジリ高となっている。ムネを含め冷凍在庫が不足している状況に加え、今後増体悪化で供給減も懸念され、タイトな需給となっていくか。輸入は外食向けの荷動きが出てきて、安値が続いたブラジル産の相場が徐々に上昇してきている。今後、年末向けの手当ても動き出し、さらに国産の不足感が強まれば代替もあり、需要が高まっていくとみられる。
 国産の需給動向をみると、供給面では今後11月は夏場に猛暑による死鳥の増加や成育の悪化などの影響を受けた生体が出荷される時期となり、羽数や増体の不足で供給減が懸念されている。需要面では、Go Toキャンペーンでホテル・レストランや飲食店などの需要も回復の兆しが出てきている。ただ、コロナの感染拡大は収束しておらず、警戒感は依然強く、内食需要が高い状態に変わりない。量販店では気温の低下に伴い棚替えが進み、鍋訴求が積極的に行われるようになってきた。モモの引き合いは強まり10月に生鮮相場はジリ高が続き、下旬にキロあたり630円超に上昇。ムネも加工向けの強い需要が続く一方冷凍在庫が不足。9月に相場は強含みとなり、さらなる高騰への警戒感が強まった。ただ、10月に入ると落ち着き、日によって多少の上げ下げはあるが、290円前後でほぼもちあいの展開。テーブルミートとしての需要は、鍋訴求が強まる中でモモ中心にシフトしてきていることや、加工向けも輸入物が一部使われるようになってきたことなどが影響しているとみられる(続きは食肉速報に掲載)

◆行政・統計

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