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内食需要は底堅く、豚肉は例年を上回る相場展開が続くか—ことしの豚肉需給

 新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大した2020年。21年も感染拡大はやまず、年明け早々に首都圏の1都3県で緊急事態宣言が発出され、その後も関西や中部など対象地域が拡大された。今後も全国的に飲食店に向けた引き合いは大きな落ち込みが予想される一方、巣ごもりなどで内食需要は引き続き堅調な展開となりそうだ。
 20年の東京食肉市場の豚枝肉価格をみると、年平均では上物価格が564円、中物価格が527円を記録。ともに前年から30円以上の高値となった。コロナ拡大の影響で年末年始は多くの人が帰省や旅行、外食などを避けたこともあり、豚肉の引き合いは例年以上に強く、量販店などを中心に需要は堅調だ。加えて鳥インフルエンザの発生が相次いでいることもあり、鶏肉の在庫はひっ迫感が強く、高値が継続している。例年、正月休み後は消費者の節約志向も強いが、ことしは中旬に差し掛かっても500円を超える価格で推移。前週後半からは上中価格差も開き始め、今週に入って400円台まで急落しているが、量販店などを中心に強い内食需要がある中、例年を上回る相場展開が継続していきそうだ。
 農水省の肉豚生産出荷予測(昨年12月18日発表)によると、1月の出荷頭数は139万3千頭と、前年同月から4%の減少を見込んでおり、平年比でも微減の予測。さらに寒波の影響で年末年始も日本海側などを中心に大雪に見舞われた。輸送や気温低下による肉豚の生育への影響なども懸念され、出荷頭数が伸び悩む可能性もある。一方で全国的に寒さが厳しいことから、鍋物需要は好調。バラやカタロースといったスライス系アイテムを中心に引き合いは強い。学校給食の再開などもあってウデやモモなど、小間切れ用のスソ物の荷動きも堅調だ(続きは食肉速報に掲載)

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