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2020年の農林水産物・食品の輸出実績、8年連続過去最高

 農水省は「2020年の農林水産物・食品の輸出実績」について取りまとめ、4日に省内で説明。それによると、20年農林水産物・食品の輸出額は9,223億円(前年比1.1%増)となり、8年連続で過去最高額を更新した。ただ、1兆円の目標には届かなかった上、新たな輸出目標「2025年2兆円」には倍近く増やさなければいけないことを受け、「輸出先国のニーズに対応した供給体制を支援していくほか、オンライン商談・プロモーションなども支援していく」と強調した。なお、昨年12月は単月で1,008億円の輸出額となっており、初めて単月で1千億円を超えた月となった。
 取りまとめによると、20年は世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、輸出全体が前年比11.1%減と減少する中、鶏卵や米のように家庭食向けの産品が増加したことや、上半期は低迷した牛肉や日本酒が外食向けから小売向けへのシフト、ECサイトを活用した取引などの販売方法の改善等で下半期は回復し、輸出額を押し上げたとしている。主要な輸出先国は1位が香港で2,016億円(1.2%増)、2位が中国で1,639億円(6.6%増)、3位が米国で1188億円(4.0%減)、4位が台湾で976億円(8.0%増)、5位がベトナムで537億円(18.3%増)となっている。米国こそ前年から減少したものの、ベスト5の顔ぶれに大きな変動はない。

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