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農水省が予算概算要求決定、食肉流通高度化.輸出拡大事業2.5倍

 農水省は令和4年度農林水産予算概算要求を取りまとめ、8月31日、公表した。予算要求.要望額は総額2兆6,842億円(3年度当初予算額2兆3,050億円)で、前年度比16.4%増。(1)生産基盤の強化と経営所得安定対策の着実な実施(2)5兆円目標の実現に向けた農林水産物.食品の輸出力強化、食品産業の強化(3)環境負荷軽減に資する「みどりの食料システム戦略」の実現に向けた政策の推進(4)スマート農業、eMAFF等によるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進(5)食の安全と消費者の信頼確保—–などを柱に据えた。
 畜産関係では、食肉流通構造の高度化および輸出の拡大を図るため、畜産農家.食肉処理施設.食肉流通事業者の3者で組織するコンソーシアムによる食肉処理施設の整備などを支援する「食肉流通構造高度化.輸出拡大事業」が35億円(14億円)と前年度から2.5倍の大幅な増額要求となった。「食肉生産流通多角化対策」は10億円(10億円)で、このうち食肉の生産.流通の多角化のために必要な食肉処理施設、食肉処理場における精肉等加工施設.設備および加工食品製造施設.設備の整備を支援する「食肉生産流通多角化施設整備支援事業」が内数9億円(9億円)、輸出に取り組む事業者による輸出先国におけるスライス肉や小分け真空パックなど、従来の部分肉以外の製品の需要.し好性調査、パイロット輸出、試食会の開催などの取り組みを支援する「食肉輸出品目拡大支援事業」が同9千万円(1億円)、新たに「食肉需給構造分析調査委託事業」で同1千万円の予算要求も行い、将来的な国内および世界の食肉需給構造の調査.分析を実施する。

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