米沢牛共励会、最優秀賞牛を米沢牛黄木がキロ単価4,321円で購買




 第43回米沢牛枝肉共励会(主催=米沢牛銘柄推進協議会)が6日、米沢市食肉センターで開催された。共進会では75頭が出品され、このうち5等級が約9割と、非常に高品質な枝肉がそろった。このため、総販売額は1億1,921万円で、春の共励会最高額を更新した。新型コロナウイルスの扱いがまもなく5類に引き下げられることによって、観光、宿泊、飲食などのサービス産業の活性化が期待される中、同市場でも外食産業を中心に需要が戻ってきているとの声もきかれた。
 共励会開催にあたって、米沢牛銘柄推進協議会の中川勝会長(米沢市長・写真)は、「ようやくマスクも取ることができ、来月にはコロナも5類へ引き下げられることで、いよいよ米沢のお祭りが始まり人手が多くなる時期となってくる。われわれも米沢の宝である米沢牛の向上に努めていきながら、生産者や商いをしていただいている皆さまに米沢牛の振興に努めていただきたい。生産者も飼料が高騰して大変な状況であるが、しっかりと頭に置きながら少しでもせりが高くなっていくように頑張っていかなければいけない」と語ったあと、手締めでせりが開始された。
 厳正な審査の結果、最優秀牛には、白鷹町の菊地富夫さんの出品牛(A5、枝肉重量466kg、BMS No.12)が輝いた。せりではキロあたり4,321円(税込み)で(株)米沢牛黄木が購買した。上位入賞牛の生産者・購買者は次のとおり(食肉速報に掲載)

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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