食肉手帳リニューアル、育てる「肉のプロ」—24年版販売開始




 食肉通信社は、毎年好評の「食肉手帳」2024年版の販売を開始した。〝肉のプロ〟を養成すべく、今回は資料面を大幅にリニューアルしました。食肉手帳は長年にわたり、業界人向けの手帳として販売。2019年には手帳内レイアウトを見直し、予定をより書きやすく、みやすくなったと好評です。また、手帳内に付属する食肉参考資料面が本手帳最大の特徴ともいえます。今回、刷新した食肉手帳のポイントを紹介します。
 【新・食肉手帳のポイント】これまでの食肉手帳の資料面は枝肉相場や価格帯の資料が中心でしたが、食肉業界の手引きになるように情報を一新しました。畜種ごとの種類説明をはじめ、各部位の名称や特徴、近年注目されるHACCPや家畜疾病などの基礎知識も収録しています。食肉業界に携わる方がたはもちろん、これから入社される新入社員の方がたにも最適な1冊です。
 たとえば生体から枝肉や部分肉に加工する際、どのくらいの歩留まりになるかご存じですか。こうした情報も図表で解説しています。また、従来に引き続き、過去数年間にわたる食肉需給量、各畜種の価格の推移などを収録するとともに、新たに主要国からの輸入量も掲載しています。さらには、なかなか情報を得られない各畜種のライフサイクルなども紹介しています。
 今回、食肉手帳の参考資料面の刷新にあたり、食肉関係の基本情報を豊富に収録しました。「日本でいう『カタロース』は、米国であればどういう名前になるのか」といった名称の比較表も収録しているので、日常業務で調べたいものが出てくるたびに、手帳を開くことで、その情報を得ることができます。
 いままでの参考資料面は過去の価格記載などが中心だったので、資料面を使う人は限られていましたが、2024年版では使い勝手の良い基本情報を集めましたので、日々の業務の単純な疑問の一定の解決にもお役立ていただけるかと思います。
 食肉の若手従事者の新規参入が少なく、定着率も高くないといわれる中、こうした資料を活用していただくことで、少しでも興味・関心をもっていただき、スキルアップにつなげていただければと思います。
 【仕様】縦145×横94×厚さ11mm。表紙色は上品なブルー。カレンダーは月間と週間で2023年12月始まり。食肉参考資料、メモ、応急手当、路線図なども収録。
 注文は次「食肉手帳購入希望」を明記し、次の(1)〜(5)の項目を、食肉通信社にFAXで連絡して下さい。※11月下旬以降に納品予定。
 (1)会社名(2)ご担当者様氏名(3)所在地(4)お電話番号(5)購入部数
 電話03(3663)2011  FAX03(3663)2015

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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