ブラジル動物性タンパク質協会(ABPA)はこのほど、世界的に鳥インフルエンザ(AI)が拡大している事態を受け、生きている鳥と接触する施設またはエリアに外国からの顧客を受け入れることを停止すると発表した。当面の受け入れ停止期間は、10日から30日間としている。AIの発生は、直近数カ月の間に、EUやアジアなど33カ国で確認されている中、年明けには隣国チリでも低病原性が確認されたことを受け、業界として危機管理レベルを引き上げている。なお、ブラジルでは今回の決定以前は、AIが発生していない国からの訪問者に限って、国内に72時間滞在した後、鳥の飼育施設に入ることが業界として認められていた。
◆行政・統計
畜産課長会議を開催、各課が来年度予算などを説明—農水省
農水省は22日、各都道府県の畜産担当者や地方農政局、畜産関係団体などの関係者がオンラインで参加する中、令和2年度全国畜産課長会議を開催。各課の令和3年度予算などについて説明した。 食肉鶏卵課は、家畜・食肉の流通体制の強化(予算概算決定額=...
◆トレンド
内食需要は底堅く、豚肉は例年を上回る相場展開が続くか—ことしの豚肉需...
新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大した2020年。21年も感染拡大はやまず、年明け早々に首都圏の1都3県で緊急事態宣言が発出され、その後も関西や中部など対象地域が拡大された。今後も全国的に飲食店に向けた引き合いは大きな落ち込みが予想さ...
◆国内外の団体
全肉連が22日から「2月9日はお肉の日」キャンペーン展開
11都府県で新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が再発令される中、家庭での食肉消費の需要喚起に向け、全国食肉事業協同組合連合会およびJA全農などは1月22日から2月11日まで「2月9日はお肉の日」キャンペーンを展開する。全肉連は、...
◆製品
ニチレイ「純和鶏」がITI「三ツ星」受賞、日本の鶏肉で初めて
ニチレイフレッシュは22日、同社が養鶏・販売している「純和鶏」(じゅんわけい)が、昨年11月にベルギーで開催されたInternational Taste Institute(国際味覚審査機構、以下ITI)の審査会で、最高位の優秀味覚賞「三...