
スターゼンは14日、グループの食肉処理工場から選抜された豚加工技術者8人による「第一回豚製造マイスターグランドチャンピオン大会」を鹿児島県南さつま市のスターゼンミートプロセッサー(SMP)加世田工場で開き、審査の結果、青森工場(三沢ポークセンター)の中村祐太さんが初代チャンピオンに輝いた。
同社グループでは2010年から公益㈳全国食肉学校が認定する部分肉製造マイスター試験を継続受験し、これまでに豚で延べ69人(前年度末)、牛で35人(同)の合格者を輩出している。本大会は対象となる全国5工場のうち豚マイスターの資格を有する計8人の精鋭がエントリー。開会式冒頭、同社グループで食肉製造部門を管掌するSMP社の三好円社長(下写真)は初の試みに至った本大会の企画趣旨について「日ごろ培った技術、衛生管理、そしてモノづくりの情熱を互いに競い合い、当社ならびに業界全体の品質向上、次世代への技術継承や若手のモチベーション向上を期待している」とその経緯を説明した。
同大会は全国食肉学校が定める食肉処理技法の3原則「安全、正確さ、スピード」を柱に、審査を通じて枝肉の大分割から各部位の骨抜き、整形に及ぶ32項目を5段階評価による減点方式で採点(制限時間は60分、満点160点)。審査の結果、初代チャンピオンに輝いた中村さんは表彰式後の受賞者スピーチで「(本大会を通じ)改めて技術の奥深さを感じた。今回の受賞に恥じぬよう、これからも技術を磨き日々の業務に生かしていきたい」と喜んだ。