日米経済対話が18日から東京都内で始まる。米国は貿易赤字の縮小や非関税分野等が焦点になると言われている。現状では農業分野の協議促進が言及されていないが、今後、米国に対して日本が求めている農畜産物の関税維持(牛肉の関税制度の維持や豚肉の差額関税制度)について厳しい要求が突きつけられる可能性も指摘されており、米国の出方が注目される。特にドナルド・トランプ大統領は環太平洋連携協定(TPP)については、大統領に就任前から反対の姿勢をみせ、TPPの受け入れを拒否しており、日本側も、トランプ大統領が日米の2国間自由貿易協定(FTA)交渉に前のめりで、どの時点で農畜産物の関税交渉に踏み込んでくるのか警戒しているのが実情だ。
◆行政・統計
2022年上半期輸出額、牛肉は213億8千万で5.2%減
農水省は5日、2022年1〜6月(上半期)の農林水産物.食品の輸出額を公表した。22年上半期の輸出額は6,525億円(13.1%増)と、前年同期額より754億円増加となった。 主な要因として、欧米を中心に外食需要が回復したこと、小売店向け...
◆トレンド
牛マルキン6月、交雑種3万939円、乳用種4万3,892円交付
農畜産業振興機構は9日、肉用牛肥育経営安定交付金(牛マルキン)の令和4年度4〜6月分について、標準的販売価格および標準的生産費、交付金単価(確定値)を公表した。 肉専用種は、すべての都道府県で販売価格が生産費を上回ったため、4〜6月は交付...
◆国内外の団体
カナダポークをメインテーマ食材に「親と子のクッキング大賞」開催カ
カナダポーク(野村昇司日本マーケティングディレクター)はこのほど、大阪市阿倍野区の辻ウェルネスクッキング・近鉄あべのハルカス校で開催された、2022年・第30回「親と子のクッキング大賞」に実行委員会パートナーとして参加。野村マーケティング...
◆製品
チリ大使館がパタゴニアラムとプレミアムワインの試食会開催(上)
チリ大使館商務部(ProChile日本オフィス)・農務部では日本とチリの友好125周年を記念し、9月末から10月(見込み)にかけて、(株)HUGE、日本ハムと共同でチリ産パタゴニアラムとプレミアムワインのキャンペーンを実施する。キャンペー...