豚肉SGは特別緊急関税制度(SSG)とTPP11など3協定に




 新年度からセーフガードはTPP11、日欧EPA、日米貿易協定のそれぞれ三つとなり、豚肉関係について、3協定とも豚肉と豚肉調製品について年度でのトリガー算定となる。以前から存在した生きている豚および豚肉等に関する特別緊急関税制度(SSG)は延長となっており、従来と変わらず、3協定同様に年度でのトリガー計算となる。
 4月の数量をみると、SSGは協定対象外の輸入数量が1,665tとなっており、輸入基準数量の7,351tを上回ることは確実だが、協定対象外だけ超過してもSGは発動とはならないため、豚肉等の数量を注視していく必要がある。4月の豚肉等は基準数量月平均を超える10万tとなっており、新型コロナの影響で見通しづらい状況だが、過度な輸入は禁物だ。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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